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第3670回:階段とトイレの手すりの取り付け工事

今日はリフォーム工事の現場からです。

手すりの取り付けのご相談をいただきました。

↓2階から見える階段です

年齢を重ねて、手すりが無いと階段の上がり降りが大変になってきたので、取り付けたいとのことです。
現行の建築基準法では2000年から階段の手すり設置は義務化されています。
※こちらはそれ以前に建築した住宅です

手すりの取り付けにはセオリーはありますが、基本的には生活者の使いやすさが最優先になります。

↓途中に踊り場があります


踊り場から1階です

お施主様と手すりの位置と高さを確認して施工に入ります。

↓工事は大工の村田さんに対応してもらいます

手すりの下地の位置を確認します。
手すりは体重をかけるので、しっかりとした下地(柱などの部材)にしっかり止める必要があります。

↓養生テープで墨出しです

下地の位置と角度を確認していきます。
リフォームの場合はこの工程が一番時間が掛かりますが、とても重要な作業ですね。

↓こちらは踊り場から2階への部分です


↓そして、手すり取り付け完了です

2階から踊り場までです。
階段は外側に手すりを取り付けました。
手すりは利き手側につけることが多いです。理由はいざって時に先に手が出るのが利き手なので、利き手側に手すりを付けます。
※ちなみに、日本人の右利き率は85%以上と言われています

しかし、周り階段であることから、動線の邪魔にならないように、外側に手すりにしました。

↓踊り場です

手すりは分割せずに、連続させて取り付けます。
見た目的には分割した方が、デザイン性があるイメージですが、使いやすさ優先です。

↓踊り場から1階へです

今回はお施主様の高さに合わせて、床から80cmが手すり上端になります。
これはお施主様と位置の確認によって決めるので、毎回同じではなく、お施主様の状況に応じて対応しています。  

↓併せてトイレにも手すりを付けました

紙巻き器側は横手すりです、横手すりは体の安定が目的です

↓反対側は縦に取り付けました

縦手すりは立ち座りのためになりますよ。

トイレはL型につけるのが理想的ですが、下地の位置、リモコンや紙巻き器の位置から難しい場合もあります。今回は縦と横で分ける形で取り付けました。

つづく。

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