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第3716回:雪害修理の現場から~折れた軒先の修理工事~

今日はリフォームの現場からです。

今年の1月から2月にかけて降った雪は多くの家で被害をもたらしました。

雪が消え始めた3月頃から順次修理を進めています。

今日は修理の現場からです。

↓こちらが雪で屋根が破損した箇所です

屋根の軒先が雪の重さに耐えれずに折れてしまいました。
雪止めがある場合、1m以上の雪が載った時は、雪下ろしをする必要があります。

↓屋根の下では雪でシャッターが押されていました


↓車庫の内側です

シャッターのスラットが折れてしまい、もう動かなくなってしまいました。

↓まずは足場を組み立てます


足場から屋根に見てみると。。。

↓軒先が折れ、瓦も落ちかかっています

ここまで折れてしまうと、職人さんも応急修理で瓦だけを下ろすのは危険なので、足場もしくは高所作業車がないと作業できません。

↓瓦を剥がします
屋根の上に桟木を付けて、番線で瓦を固定します。

↓防水シートです


↓防水シートを剥がすと、下地の野地板が出てきます

軒先で、垂木(たるき)が折れています。

↓こちらが正常時の屋根です


↓赤線が屋根が折れている個所です


↓赤字でコメント入れました

この屋根は軒先から2列目で屋根が折れてしまいました。
2列目は軒先(構造材の外側)になります。
2列目に雪止め瓦があるので、雪はここで山になります。
今回はその雪が屋根の耐荷重を超えてしまったので、折れてしまいました。

軒先に雪止め瓦を配置するから、軒先が折れてしまったということになります。
2列目ではなく、構造材がある、3列目に雪止め瓦を置けば、軒先が折れなかった可能性があります。

しかし、雪下ろしの習慣がある地域の場合、
ハシゴを掛けて、屋根の上るのですが、雪止め瓦が3列目にあると、
屋根に登る際、雪止め瓦のある3列目に足が届かないので、
軒先の雪と一緒に落下する危険があるので、雪止め瓦は2列目に配置しています。

軒先が折れるのは、雪下ろしをするタイミングが遅かったことが一番大きな原因になります。
※今年のように、短期間に大量の雪が降ると雪下ろしが間に合わなくなるので、難しい問題です

↓それでは大工工事に入ります

野地板、折れた垂木を撤去します。

↓撤去した後の屋根です


↓垂木を新しく伏せ直します

折れたのは軒先ですが、軒先だけ変えても、また折れてしまうので、2の母屋から入れ替えています。

↓そして、その上に構造用合板を敷きます

今回の対策は、構造用合板にすることで、軒先から横架材の桁を超えて、1枚の合板で仕上げます。
小幅の野地板に比べて、面剛性が期待できるので、この方法を選びました。

↓もう1枚


↓そして、防水シートを張り、瓦桟を取り付けます


↓破損した鼻隠し、軒天も張り替えました



↓瓦は破損瓦のみ交換して伏せ直しました


↓雨樋取り付け後です


↓シャッターも新しいものに交換しました 
今年は軒先が折れた案件を数件いただいており、順次対応中です。

つづく。

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