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第3059回:『上田尻の家』躯体金物の断熱被覆処理

『上田尻の家』の現場です。

 

↓先回はこちらをご覧ください

第3058回:『上田尻の家』建て方2日目

屋根ができたことで、外回りを塞ぐ前に金物の断熱被覆工事に入ります。

 

↓こちらは土台です

基礎と緊結するアンカーボルトが見えます。

アンカーボルトは鋼材ですので、木材に比べて熱を伝えやすいです。

鋼材の熱の伝導率が53(W/m・K)に対して、土台の木材(檜)は0.12(W/m・K)になります。

鋼材は木材より440倍以上熱を伝えやすいので、空気に触れたままにして施工すると、冬場の室内との温度差で結露が発生する可能性が高くなります。

そこで、発砲ウレタンで空気に触れないように充填して密閉します。

 

↓発砲ウレタンでモコモコになります

 

↓アンカーボルトです

こちらも同様にウレタンを吹きます

 

↓電気の配線を通すサヤ配管の貫通部分も

 

↓発泡ウレタンは膨らんで硬化してきます

 

↓膨らんだ部分は邪魔になるので、ノコギリやカッターでカットします

発砲ウレタンは本来、硬化した際、表面がスキン層として防湿機能を持っています。

しかし、カットしてしまうと防湿効果が無くなってしまいます。

 

↓そこで、気密防水テープで密閉します

カットしてしまった、スキン層の代わりとして弊社は気密防水テープを防水層として考えています。

実際の防湿層は別にありますが、局所単位でも、金物の断熱補強を実施していますよ。

 

つづく。

 

第一建築業

 

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