『八石山を眺める平屋』薪ストーブ設置工事の現場です。
↓先回はこちらをご覧ください
第3219回:『八石山を眺める平屋』薪ストーブ設置工事~めがね石・煙突組み立て編~
↓こちらにレンガを積んでいきますよ

養生をして、レンガを積む位置の隅を出します。
レンガは壁から3㎝離して施工します。
3cmの隙間が通気層の役割を果たして、周辺温度を下げてくれます。
↓レンガに水を含ませます

レンガは吸水性が高く、乾いた状態だと水分を吸収します。
レンガを湿らせた状態にして、つなぎのモルタルから水分を過剰吸収されないようにする工夫です。
モルタルの硬化には水分が必要なので、レンガに水分を取られないようにレンガを湿らせます。
では、レンガを積んでいきますよ!
↓モルタルを塗ります

↓その上にレンガを積んでいきます

↓レンガが倒れないように、金物を取付けます

これは、左官屋さんのアイデアです😉
↓ビスで固定します

↓レンガ施工完了です

お次は、ストーブの台座を作ります。
今回はフローリング(無垢のアカシア)の上の設置になるので、地面を耐火仕様にします。
↓フローリングの上に不燃材のケイカル板(5mm)を敷きます

コンクリート盤を直接フローリングの上に配置すると擦れたりして傷が付くことを配慮しました。
↓その上に30cm角のコンクリート盤を2段に重ねます

コンクリート盤の厚みは6cmです。
今後、取替えや掃除でコンクリート盤を動かすときに持ちやすいように30cm角を選びました。
これで床面に対する不燃措置が完了しました。
つづく。
第一建築業