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第3358回:『上原の平屋』大型パネル作成中です

『上原の平屋(パッシブハウス申請予定)』の現場です。

↓先回はこちらをご覧ください
第3357回:『上原の平屋』布基礎~基礎断熱と防湿土間コンクリート~

『上原の平屋』では、大型パネルを使用します。
今回の物件で大型パネルを使用するメリットはいくつかあります。

その1、外付加断熱100mmに対応するため!
今回パッシブハウスを目指すにあたり、壁の充填断熱では足りないので、耐力面材壁外にネオマフォーム100mmの付加断熱をします。

木製トリプルサッシを取り付けるにあたり、熱橋(熱を伝えやすい部分)に配慮した納まりとする為にも付加断熱が100mm必要でした。

大型パネル工場であれば、切断可能な限界厚さ100mmなので、付加断熱のネオマフォームを切断できます。
それを一度で取付できるのは、工場制作ならではの魅力です。

その2、大型パネルだと金物が3種類で済むため!
在来木造軸組工法では、地震時に柱に発生する引抜き応力に対抗する為の柱頭柱脚金物を、応力に応じて何種類も使用します。

ですが、許容応力度計算を行った大型パネルであれば、固定する金物が3種類ほどで済みます。
なので管理も簡単で、間違いも起こりません。

また旧来の金物と違い、取付時の材料の切り欠きが少ない為、温熱計算上有利になります。
材端の仕口も一様になり確認も不要になります。

その3、金物が少なくて済むので熱橋が少ない!
大型パネルで使用する金物自体の外壁貫通部分が少なくなるので、熱橋が少なく済みます。

その他にも、工場で施工されるので施工精度が安定する、防水工事やホウ酸防蟻処理までが1日で済むので品質(雨に濡れない)も安定し、工期も短くなります。

以上の事から、今回は大型パネルを使用することになりました。

 

では、長くなりましたが、今回初の”木製サッシ”を使用するので、大型パネルの組立てに立ち会いました。

↓今回使用する木製トリプルガラスサッシです

すごく大きいですよね!
この手前の大きいサッシは総重量269㎏です😲
こちらは、大丸工業さんの『佐藤の窓』です。


↓小窓はYKKapの430(樹脂トリプルガラス窓)です

↓こちらは大型パネルの枠です

黒いシートは、防水シートです。

↓パネルにサッシを固定しているところです




↓組立て中です



↓大きいサッシが取り付きましたよ



さすがパッシブハウス申請予定!いつもとブログの内容が違いますね。

 

つづく。

 

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