今日はリフォームの現場からです。
先週、電気温水器でエラーが発生して、お湯が出ないと連絡を頂きました。
雪の影響もあり、この季節お湯が使えないのは致命的になります。
早急に新しいエコキュートを段取りさせていただき、電気温水器からエコキュートへの入れ替えに入りました。
↓こちらが電気温水器(三菱電機)です

2006年から使用していたので今年で16年目でした。
年の瀬でもうすぐ休みに入るメーカーから部品供給が間に合うかびくびくするくらいであれば、省エネ性能も期待できるエコキュートに入れ替えた方が間違いないと判断してご提案させていただきました。
↓初めに電気温水器のブレーカーを落とします

↓そして電気屋さんに配線を切断してもらいます

↓そして、タンクに溜まっている水を抜いてもらいます

↓塩ビ管を使って外に出します

↓配管を切断して外に運び出します

↓室内沖でしたので職人さん4人で搬出します

↓なんとか搬出できました

↓そして、新しいエコキュートが来ました

今回はパナソニック製です。
↓こちらは既存の配管です

↓パネル図に合わせて配管位置を出していきます

↓設置します

↓そして、配線と配管を繋げます

↓タンクの断熱材は真空断熱材とスチロール製です

電気温水器はグラスウールでしたので、保温性能は上がっていますね。
↓タンク設置完了です

↓そしてエコキュートは熱交換器が外部に付きます

こちらはその架台です。
↓内部には入りきらなかったので、外部配置になります

電気温水器(タンクのみ)とエコキュート(タンクと熱交換器)の最大に違いはこの熱交換器の設置が必要になります。
熱交換器の場所が取れない場合は電気温水器での入れ替えになります。
作業はまだ続きます
↓ユニットバス内部の浴槽リモコンの取り換えです

↓こちらが電気温水器のリモコンです

↓新しい浴槽リモコンを取付中です

浴室なので、水が入らないように四方はコーキングで塞ぎます。
↓こちらは新しい台所リモコンです
 
  
↓設置が終わるとエコキュートの試運転を行います
 
時間、浴槽の湯量、電気契約内容などを設定します。
↓浴槽に仮貯め中です
 
↓試運転完了です
 
試運転が完了したら、お湯が出るか所(台所、洗面台、手洗い)でちゃんとお湯が出るか確認し、完了です。
お待たせしました。
これで安心してお湯を使えますね。
↓最後にこちらが電気温水器とエコキュートの給湯一次エネルギー消費量の比較です

電気温水器が60GJに対して、エコキュート(今回は効率3.3になります)は約18GJと消費量は三分の一に下がります。
最近の光熱費の上昇する中では省エネ家電の採用はランニングコストの削減に効果がありますよ。
つづく。
第一建築業