『岩上の家』の現場です。
↓先回はこちらをご覧ください
第3666回:『岩上の家』砕石敷き込み
↓砕石の上に、捨てコンクリート打設を行いました
捨てコンクリート打設、通称”捨てコン”です。
捨てコンは、次の作業、鉄筋の組立てをする際に重要な役目があります。
基本的に捨てコンに構造的な効果(地盤を強くしたり)はありません。
これこの後の施工品質を上げるためにする作業です。
1番はこの捨てコンクリートの上に、鉄筋墨を打ちます。この墨を基準に鉄筋を組んでいきます。
砕石のままでは墨がよく見えないので、職人さんの感に頼ってしまう施工になります。
次に砕石だけだと、やはり人や鉄筋の荷重で、地面が凹んだりします。そうすると鉄筋とコンクリートがちゃんとかぶり厚さを確保できない、これも基礎の品質に関連します。
重要な基礎を正確に施工するための準備が、捨てコンクリートになります。
↓現場には鉄筋が届いていますよ
この鉄筋を組み上げていきますよ。
↓現場で組み立て中です
組立タイプに鉄筋に基礎図面に合わせて補強鉄筋を組んでいきます。
↓こちらは実際の基礎の場所です
捨てコンクリートがあるので、その上の墨を基準に配置します。
足場もしっかりするので、作業効率もいいですよ。
↓鉄筋が組みあがったら、周りにベース型枠を作ります
つづく。
第一建築業
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