それでは今週末、２月１３日（土）１４日（日）に行われる見学会に向けて、見どころをお伝えしたいと思います。
前回は床や窓の表面温度について紹介させていただきました。
今回は実験結果の報告です。
今回のHEAT20 G3クラスでは断熱性能に対して、室内温度についてのシミュレーションがあります。
それは
冬期間の室内温度環境について記載があります。
柏崎（５地域）の場合、『おおむね、１５度を下回らない』とあります。
そこで、実験です。
２４時間エアコンを切った状態で室温はどのように変化するか確認してみました。
【実験方法】
朝８時にエアコンを停止して、翌朝８時に室温が何度になっているか
を実施してみました。
実験日は２月９日（火）です。ちょうど、日中も雪は降っていて、外気温は昼間でも１度程度だったので、ちょうどいい実験日になりました。
↓柏崎市の朝の外気温はマイナス１度でした。
↓エアコンの表示です。
２０度設定でエアコンの吹き出し口のセンサーの温度は１９．５度。
今回は以下の６か所で測定します。
・ＬＤＫ（南面）
・玄関ホール（東面）
・洗面脱衣室（北面）
・２階ホール（西面）
・２階寝室（南面）
・２階寝室のロフト（南面）
温度計をもう１つ用意して、６か所で測定しました。
↓ＬＤＫ（南面）の室温です。
↓玄関ホール（東面）の室温です。
↓洗面脱衣室（北面）の室温です。
↓２階ホール（西面）の室温です。
↓２階寝室（南面）の室温です。
↓２階寝室のロフト（南面）の室温です。
まとめるます。
ＬＤＫ（南面） ２１．４度
玄関ホール（東面） ２１．０度
洗面脱衣室（北面） ２０．９度【一番低い】
２階ホール（西面） ２４．７度
２階寝室（南面） ２２．６度
２階寝室のロフト（南面） ２５．６度【一番高い】
ロフトが増えまして、温度差は４．７度でした。
↓それではエアコンを停止します。
↓こちらは２月９日深夜の気温です。
昼間は少し吹雪いていましたが、夜は気温が２度くらいになっていました。
それでは２月１０日（水）朝の気温です。
↓翌朝、ＬＤＫ（南面）の室温です。
↓翌朝、玄関ホール（東面）の室温です。
↓翌朝、洗面脱衣室（北面）の室温です。
↓翌朝、２階ホール（西面）の室温です。
↓翌朝、２階寝室（南面）の室温です。
↓翌朝、２階寝室のロフト（南面）の室温です。
どの部屋も１５度は下回りませんでした。
まとめます。
【部屋】 ２月９日（火） ２月１０日（水） 下がった温度
ＬＤＫ（南面） ２１．４度 １６．９度 ４．５度
玄関ホール（東面） ２１．０度 １７．３度 ３．７度
洗面脱衣室（北面） ２０．９度 １６．４度 ４．５度
２階ホール（西面） ２４．７度 １８．３度 ６．４度
２階寝室（南面） ２２．６度 １７．６度 ５．０度
２階寝室のロフト（南面） ２５．６度 １７．５度 ８．１度
温度差がある部屋はロフトの上でした、これはエアコンの吹き出し口が近くにあるので、暖かい風が出なくなったので、室温が大きく下がったと思います。
↓ちなみに、エアコンの吹き出し口の温度は１２．５度でした。
吹き出し口のセンサー温度は１５度を下回っていましたので、この結果がどうなのか難しいところです。
※ネットでも温度低下の実験した物件がないか簡単に調べてみましたが、見つかりませんでした。
室温に関しては１５度を下回っていなかったので、とりあえず、及第点という結果ではないかと思っています。
※ちなみに柏崎の場合は在室時暖房なので、朝エアコンが付いた状態がいいのかわかりませんが。。。
とりあえず、実験結果として記載しました。
ながながと読んでいただきありがとうございました。
そんなHEAT20 G3レベルの温熱環境が体感できる完成見学会でお待ちしております。コロナ禍ですので、完全予約制になります。
HPもしくは電話にてご連絡ください。
２月１３日（土）～２８日（日）です。
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２月１３日（土）は定員に達しました、ありがとうございました。
つづく。
第一建築業