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第2626回:『太陽に素直な家』付加断熱工事~2層目~

今日は新築の現場からです。

 

第2618回:『太陽に素直な家』付加断熱工事~1層目~

 

前回は外壁の付加断熱の1層目が張られました。

今回は2層目の付加断熱になります。柱の外側で120mmの断熱材が入ることになります。

断熱材を付加することで、建物が外部の熱の影響を受けにくくなりますが、もう1つ利点があります、それはフェノールフォームという硬質の断熱材を隙間なく敷き詰めるので、建物の気密性が上がります。

気密を向上させる目的としては、建物内部の換気計画を計画通りに進めることが目的です。

今の住宅は24時間換気で建物内の換気を計画的に行っています。

基本的にはトイレや浴室、洗面脱衣室に排気の換気扇を取り付けて、LDKや各寝室に給気口を取り付けて、外から入ってきた新鮮な空気が室内を通過して、臭気が出やすいトイレや浴室、洗面脱衣室から廃棄するように計画しますが、建物の隙間が多いとその経路の途中で予定外に空気が抜けてしまいます。

気密性を高めることは建物内の空気計画を計画通りに進める目的があるんです。

 

↓そんな訳で2層目の断熱材が張られていきます。

 

 

2層目の断熱材を張っていきます。

 

そして、張ったそばから、防水層の防水シートを張っていきます。

 

↓内部とつながる配線、配管部分はウレタンで隙間を埋めていきます。

 

↓今回はガスも使用するのでガスの排気部分も気密テープで塞いでいきます。

 

↓窓回りの隙間もウレタンで塞いでいきます。

付加断熱は下地工程が増えるので、大工さんの手間も増えますが、見えない部分の必要な工程になります。

 

↓そして、2層目の断熱材にもしっかり墨を出していきます。

付加断熱をすると柱などの構造体の外側に厚みが増えてくるので、釘やビスの長さも長くなります。

しっかり内部まで効かせるためには、墨をしっかり出して、下地の位置を外側まで残していきます。

 

↓そして、防水シートまで張り終わりました。

 

この工程を4面全てで行っていきます。

 

つづく。

 

第一建築業

 

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