第83回:メジャーについて


新潟県柏崎市の第一建築業のいちけんブログ


いつも持ち歩いている道具、メジャーです。


カバンの中に1つ、車の中に1つ、釘袋(くぎぶくろ、大工道具の1つで、腰につける道具袋のことです)の中に1つ、会社の机の上に1つあります。


何個あっても困りません。


現場でも、打ち合わせでも必須の道具です。


僕らの使うメジャーには目盛りが2つあります。


左側は「メータースケール」になります。


普段よく耳にする「m(メートル)」、「cm(センチメートル)」、「mm(ミリメートル)」の目盛りです。


そして右側は「尺(しゃく)スケール」です。


「尺(しゃく、30.3cm)」、「寸(すん、3.03cm)」、「分(ぶ0.303cm)」の目盛りです。


最初はとても違和感のある寸法ですが、なれるととても便利な目盛りです。


材木の寸法は尺が基本です。


すばらしい和室は尺間の美学がいっぱいです。


リフォームでも昔の住宅は尺スケールで作られているので、これが無いと仕事にならない必須の道具です。