今日はリフォーム現場からです。
今年は国が進める先進的窓リノベ事業があり、窓工事を多く進めてきました。
↓こちらが先進的窓リノベ事業サイトです
先進的窓リノベ事業
施工実績を作ってから、色々なお施主様でご提案させていただきました。
今日はその現場の紹介です。
当初は窓の結露についてご相談でありました。
↓こちらはリビングの掃き出し窓の下です
結露した水分が床に垂れてきて、無垢材の色が変色していました。
↓こちらはプリーツスクリーンです
窓の結露の水分がプリーツスクリーンついて、黒カビが移っています。
そして、プリーツスクリーンは窓枠の内側に取り付けてあります。
内窓は基本的に窓枠の中に取り付けます。取り付ける場合は取付寸法として最低7cm必要になります。
プリーツスクリーンも内側に付くので、内窓が付くと、プリーツスクリーンが付かなくなります。
そこで、内窓が付いて、プリーツスクリーンも付けれるように窓枠の改造を行いました。
↓リフォーム現場で大活躍の大工の品田さんです
こちらはパインの無垢材を剥がして、新しいパイン材を張っていきます。
↓パイン材が張りあがりました
できるだけ近しいパイン材を探して、色の違いは了承していただき、仕上げました。
↓そして、内窓も取り付けます
運搬中です。
掃き出しもペアガラスは1枚、17kgありますよ。
↓そして、内窓取付中です
今回は合計で10窓(単位は『そう』と読みます)取り付けました
↓どんどん取り付けます
↓そして、プリーツスクリーンが付く場所は上枠を取り付けました
杉材で加工して、上枠を作りました。
塗装屋さんに手垢止めを塗装してもらっています。
↓プリーツスクリーンが取付きました
内窓が付くことで、室内側の結露を抑えるので、プリーツスクリーンへの接触を抑えますよ。
↓こちらは和室です
↓併せて、もう1つリフォームしました
こちらはリビングにある換気扇です。
↓こちらが外側です
正方形の30cm四方の大きさで、ここから冷気がバンバン入ってきます。
それは寒いですよね。。。
あくまで排気の換気扇なので、撤去することにしました。
↓換気扇を撤去して、ファンがあったところには断熱材を充填します
↓雨が入らないようにカバーを取り付け、コーキングします
↓室内側はプラスチックのメクラカバーで対応しました
内窓取付後、お施主様とお話しすると、温熱的に改善されていますが、それより、音がとても静かになったと喜んでいました。
内窓を取り付けたお施主様は音の違いに驚かれる方が多いですね。
今まで気になった、雨の音、そして外を通る車の音が聞こえにくくなり、眠りやすくなったとのこと。
今回の先進的窓リノベ事業は2024年も実施予定です。
つづく。
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