第425回:柱の直下率

今日は新築工事の現場からです。


中の方も着々と工事が進んでいます。


仕上げてしまえば見えなくなってしまう柱ですが、設計する段階ではその「柱」のバランスを検討します。

その中の1つで2階の柱の「直下率(ちょっかりつ)」があります。


これは2階の柱の下に1回の柱が来ている割合を示します。


新潟県柏崎市の第一建築業のいちけんブログ

↑これは2階から見た、柱の状態です。

2階の柱の下に1階の柱が建っています。


2階の荷重が1階の柱に伝わります。


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↑こちらの2階の柱の下には1階の柱がありません。


この場合、2階の荷重は別の柱を通じて1階に伝わります。


感覚的にも2階の柱の下に1階の柱があった方がバランスがよいですよね。


この割合を出来るだけ、100パーセントに近づけると上下階の柱のバランスが良くなります。


基本的には50パーセント以上を目指しましょうとされています。

ちなみに、この柱の直下率については法規上の制限はありません。


この割合が低いと「床鳴り」や「たわみ」などの原因になります。


しかし、100パーセントに近づくと、1階と2階の「間取り」が制限されてしまいます。


「強度」も大切ですが、「住みやすさ」を損なってしまっては意味がないです。


今回のこの建物の柱の直下率は75パーセントになっています。


希望の間取りの中でも、躯体強度の向上を目指しています。


つづく。


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