第865回:構造用合板の寿命

今日は床下の調査に伺ってきました。


和室の畳の上を歩くと沈んでしまうので、張り替えの為の調査です。


新潟県柏崎市の第一建築業のいちけんブログ

↑畳を剥がした状態です。

足で踏むと合板が沈みます。

構造用合板は複数枚の単板を重ねて作られています。

床下の湿気で合板が肌別れしてしまったようです。

ここまでくると補強では厳しいので張り替えが必要になります。


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↑念のため、構造用合板を剥がして、床下をのぞいてみると、床下は乾いていました。

束、根がらみ、大引き、根太はまったく腐食、劣化はみられませんでした。

25年以上前の住宅なので、まだ、床下に防湿コンクリート、べた基礎が主流ではなかったので、

湿気を受けて構造用合板の接着の寿命が訪れたようです。


床下から湿気も踏まえてリフォーム方法を提案したいと思います。


つづく。


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