今日はリフォームの現場からです。
↓こちらの縁側のフローリングです。

無垢フローリングで、たぶん、『松』ではないかと思われます。(間違っていたらごめんなさい)
南向きの縁側で、色むらが出てきました。
↓もう1枚

角度によっても、色むらがまばらに出てきますね。
↓窓の外側からです

やはり、直射日光(紫外線)が当たる、廊下の外側の方が色の変化が大きいです。
※もしかしたら、突然の雨で、濡れたこともあるかもしれませんね。
床事態にたわみや沈みなどの劣化が特にありませんでした。
何度かワックス掛けを行ってきましたが、シミの様に見えるので、今回、再塗装を希望されてのリフォーム工事です。
3000回を超えるブログでも久しぶりの無垢のフローリングの再塗装です。
↓過去のブログを見てみると、2011年に行っていました
第195回:無垢板(むくいた)の真価
それではリフォーム工事開始です。
↓初めは養生して、中でフローリングの表面をケレン(削り)ます

表面のワックスや塗装を剥がす工程です。
電動サンダーで表面をケレンします。
↓養生の中はこんな感じです

すごい粉ですね。
↓こちらがケレン後の無垢フローリングです

経年変化する前の色はここまで白くなります。
ケレン作業でほぼ1日を要します。
↓逆方向からの写真です

掃除機で粉塵を吸い取ります。
↓ここから下塗り塗装です

今回は匂いが気になると事前に打合せしていたので、水性塗料(オイルステイン)を塗布します。
油性塗料に比べると、匂いが少ないです。
↓こちらは翌日の仕上げ塗装中です

こちらも水性のウレタン仕上げです。
表面が傷んでいるので、塗膜効果も期待しての選定です。
↓長手方向に沿って塗っていきますよ

↓完成です

↓既存部分との継ぎ目です

継ぎ目はわかりますが、色は近い色を選びました。
↓以前のような色むらは無くなりましたね

↓無垢フローリングのアップです

天然素材の無垢フローリングなので、磨けば何度でも利用できますし、新品とは違う風合いがでてきますね。
つづく。
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