『藤井の性能向上リノベ』の現場です。
↓先回はこちらをご覧ください
第3752回:『藤井の性能向上リノベ』樹木の選定作業
ブログの順番が少し前後してしまいましたが、工事に入る前に耐震診断を行っていました。
本日は、その耐震診断の様子を紹介します。
まずは外まわりから確認します。
↓基礎の状態を確認します
基礎にひび割れなどがないか確認します。
↓瓦のチェックです
瓦の割れや変退色、さび、ズレなどを確認します。
そのほか、外壁の水染みや苔、割れ、腐朽、雨樋の変退色やズレなど、建物各部の劣化状況も確認していきます。
↓芸壁の妻壁の塗り壁のひび割れの確認

杉板の外壁の割れや、欠け、板金の色褪せ、錆、雨樋の破損など。
外部の方がチェック項目は多いです。
続いて、室内です。
↓水平器を使って、傾きを調べます

↓壁のヒビを確認します

↓”下げ振り”を使い、柱などの傾きを確認します
↓柱の背割れの確認します

こちらは『背割れ』と言って、柱の4面の内、1面は割れを誘発する場所としています。
※背割れ無しもありますが、金額が高く、当時としても高価でした。
背割れがあるからダメという訳ではありません。
↓柱の太さを確認します

続いて、普段はなかなか見ることのできない場所も確認します。
↓小屋裏の状況を確認します
小屋裏では、雨漏りの跡がないか、小屋火打ちや小屋筋交いなどの状況を確認します。
↓床下にも潜って確認します
床下はシロアリ被害が無いか?内部の基礎の形状、束の状態、土の乾燥状態なども確認していきます。
面積にもよりますが、半日程度の作業になります。
現地調査が終わったら、耐震診断ソフトに調査内容を入力し、現在の建物の耐震性を評価します。
その後、書類を第三者機関へ提出し、内容を確認してもらいます。
柏崎市の場合は、建築士事務所協会中越支部へ提出します。
耐震診断は、現在の建物の状態を調べて終わりではありません。
診断結果をもとに耐震改修案を作成し、その後の耐震改修工事へとつなげていきます。
今回の耐震診断では、柏崎市の補助制度を活用しています。
2026年度の市の補助により、自己負担1万円で耐震診断を受けることができます。
この診断結果をもとに、『藤井の性能向上リノベ』の計画を進めていきます。
つづく。
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