第2797回:新築工事が始まります~こだわりの偏芯率~

新しい新築工事が始まります。

 

春先にお話を頂き、半年ほど、設計作業を進めていました。

 

↓構造計算を進め、耐震等級3です

設計積雪は50cm考慮しました。

新潟県柏崎市の場合、安田より海側では垂直積雪量は130cmとなっています。

 

柏崎市の場合、市役所のホームページに記載があります。

町名別積雪量一覧表

 

今回は落雪式の屋根で計画しています。

自然落下が期待でき、周囲に十分な空き地がある場合は、1メートル(100cm)まで減らして計算することができます。

それでも30cm残るので、予備を見て、積雪量50cmで計算しています。

 

そして、今回気を使ったのがこちら。

 

↓こちらは偏芯率についてです。

建物には重さの中心の『重心』と力の中心の『剛心』があります。

重心は建物の中央になります。

そして、剛心は力の中心と書きましたが、ここでいう『力』は『耐力壁』です。

建物が地震などの外力が掛かった時に耐えるための壁ですね。

 

剛心はその『耐力壁』の中心を示します。

耐力壁が多いほど、強いのですが、ある一面に偏っていると剛心は耐力壁が多い部分に寄ってしまうんですね。

この時に『重心』と『剛心』のバランスを『偏芯率』と言います。

 

設計時にバランス確認を行いましたが、今回は『重心』と『剛心』がほぼ同じ位置に来ています。

 

重心と剛心のバランスが良いと、地震などの荷重がかかった時に『ねじれにくい』ということになるんですね。

 

バランスの良い耐震等級3を目指しました。

 

↓ちょっと内観を紹介します。

今回は事務所の新築工事になります。

 

明日は省エネ性能についてご紹介します。

 

つづく。

 

第一建築業