第150回:遣り方(やりかた)

今日は「遣り方(やりかた)」がありました。


これは基礎工事をする前の目印を出すことです。

基礎の位置や、高さを敷地に書き写します。


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最初に杭(くい)を打ちます。

そしてその杭に同じ高さを記します。

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高さを記す際はこの「レベル」を使います。

レベルでそれぞれの杭に同じ高さを記します。

右手で合図を送り、正確に高さを伝えます。


そして高さを記したらそこに貫板(ぬきいた)を取り付けます。


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こうすることで同じ高さを敷地に記すことができました。


今度は建て物の位置を記します。


地盤改良を行っているので、改良体の中心に直角を測る道具、「トランシット」を設置します。


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これを使って、建物の直角(90度)、対角(45度)を正確に測ります。

これが間違えていると大変なことになるんです。
ちなみに、このトランシット、結構なお値段なんですよ。

しかし、金額に見合ういい仕事をしてくれます。


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写真は「芯墨(しんすみ)」のマークです。

この「Z」みたいなマークが中心を示します。


いよいよ明日から本格的な基礎工事が始まります。