今日はリフォームの現場からです。
先日から多めの紹介している、内窓の取り付けの現場です。
↓先日の内窓工事の紹介です
第3438回:内窓の取り付け工事(先進的窓リノベ事業)
↓こちらが先進的窓リノベ事業サイトです
先進的窓リノベ事業
↓最初は窓寸法の確認です
年数が経過した住宅の場合、歪みや傾きがあるので、詳細寸法を確認します。
今年の春から夏にかけては納期が2か月程度かかりましたが、最近(11月)は2週間程度で納品されるようになりました。
↓そして、内窓が納品され、取り付けに入ります
こちらのお宅では10窓の内窓を取り付けました。
基本的に内窓を付けるのは窓からの熱が逃げるのを抑えるためです。
住宅では窓などの開口部から夏は73%、冬は58%の熱が逃げています。
(※一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会 『省エネ建材で、快適な家、健康的な家』より)
使用する部屋(居室だったり、寝室だったり、脱衣室だったり)を改善することもできますが、予算が用意出来れば、住宅全体の窓に採用することで逃げる熱を抑えることができます。
普段は高額な工事ですが、先進的窓リノベ事業もあり、窓の大きさが合致すれば、工事費の半分以上を補助金で賄えることができます。
↓内窓取付中です
↓もう1枚
↓窓回りの隙間を埋めるため、大工の品田さんに見切りを取り付けてもらいます
↓取付完了です
↓もう1枚
最後に、内窓ってホントに効果があるのか、測定してみました。
↓2023年12月21日(木)の外気温です
打ち合わせに行った際に、サーモガンで測定させてもらいました。
↓内窓の内側の温度です。
19.7度です
↓内窓を開けた、単板ガラスの温度です
8.8度とその気温差10.9度です。
お施主様も暖房器具を付けても、温まるのが早くなった気がすると、感想を頂きました。
こちらのお施主様も温度にも喜ばれていましたが、風の音が聞こえなくなり、TVが効きやすくなったと、防音効果に大いに感動されていました。
柏崎は海の街で、日本海の強い風が吹くので、音に対して、敏感なのかもしれませんね。
今年、イチケンは合計で16軒のお施主様で内窓を提案させていただきました。
来年も変更点はありますが、事業継続することになりました。
お正月休み、ご検討してみてください。
つづく。
第一建築業